フェルメールからのラブレター。。
先日、渋谷の東急文化村内にあるギャラリーに「フェルメールからのラブレター展」を見に行ってきました。。
この前、私が大風邪引いてしまったのは、おそらくこの時に貰った「菌」に相違なく、・・・やれやれ・・・であります。。
今考えても、あの日は、狭い展示場内で、コンコンしてるのが何人かいまして、・・・
近づき難いオーラを感じさせ・・・やな感じがしてたんですが・・・・
しかも、この日に限って、・・・いつもの坊菌マスクを忘れてしまうなど・・・悪条件も重なりまして、・・・(T。T)
半分、被害妄想とは、今でも承知してますが・・・多分、あの人たちのを?・・・・てな感想を持っております。。
モノがものだけに、・・・田中慎弥さんのように、・・・「もらっといてやる!」・・・とは?とても言い難く、・・・
う~むなのであります。。(+_+。)
まっ、それはそれとしまして、本題のフェルメールの方でありますが、・・・
これがまた、とても良かったであります・・・絵の展示数は毎回少ないのが珠にキズではありますが、・・・
もともと絶対数が少ないフェルメール画でありますし、本国まで見に行く機会に恵まれない以上、こうして機会ある度に、小刻みに見溜めしてゆく他ありません。。(v_v)
まっ、それはそれとして、17世紀のオランダというのは、歴史でも習った通り、大航海時代の植民地制を牽引していた訳であります。。
植民地であったアジアを拠点に交易を活発にしていた訳ですが、・・・あの時代にして、今日の郵便に相当する手紙のやり取りが可能だったことは・・・それだけでも・・・「凄い」・・・を通り越して、驚くしかありません。。
要するに・・・当時のオランダというのは、自国は言うに及ばず、植民地としていた越境の地まで、それなりの「戸籍」、もしくは、それに近い情報が取れるようになっていた・・・という事に他ならず・・・
当時の日本が関ヶ原以降であることを考え併せると、当時の文明の差に改めて驚きを禁じ得ません。。
まぁ今の時代は、電子メールが発達し、スピーディーな情報伝達という意味では、或る意味、郵便の使命が終わろうとしている様にもとれますが、・・・
たとえ時間が掛かろうとも、自筆で書いた生の手紙が確実に相手に届き、そして返信されて来る・・・という、このシンプル且つ緻密なシステムに、改めて感動島倉千代子であります。。
日本に於いても、郵政の更なる民営化により、創意工夫により郵便事業が更に一皮むけるなどし、時代に耐える発展をなされることを切に希望するものであります。。
それにしても「絵画」というのは、単に作品の良しあしに感動するのみならず、描かれた当時の様子を、時空を超えて、後の世に生きる私たちに、イマジネーションとして再現させてくれるのですから、素晴らしいと思います。。
ありがとうフェルメール・・・・
そして、・・・心をより豊かにしてくれる絵画展・・・私は これからも楽しみに見続けます。。。