豊田章男社長には「金玉」があった。。
これまでフル生産に戻る時期は、国内が8月以降、海外が11~12月としてきたが、前倒しする考えを示した。
国内生産については、今月6日から夜勤を復活させて、ほぼ震災前の生産体制に回復したことを明らかにした。
復興支援については、「自動車メーカーにできることは、車づくりを続けて、雇用を含めて地域に貢献することだ」と述べ、小型車の生産拠点として、今後も東北地方での生産に力を入れていく考えだ。 (2011年6月17日12時33分 読売新聞)
>「自動車メーカーにできることは、車づくりを続けて、雇用を含めて地域に貢献することだ」・・・
流石、・・・豊田章男・・・男じゃのう!・・・・
カルロス・ゴーンだったら・・・こうはいかないと思う。。
実は、この記事を読んでいたら、赤穂浪士の討ち入りに登場する天野屋利兵衛のことが思い出された。。
「天野屋利兵衛」・・・ご存知の方も多いと思うが、今から300年以上も前、主君の仇を討とうと奉じる赤穂浪士たちを陰ながら支え続けて来た男である。。
この男の助けなくしては、赤穂浪士による本懐は果たせなかったと見て間違いない。。
そんな中、改めて比較してみた時、豊田章男と天野屋利兵衛・・・二人の生きて来た時代や、二人が向き合っている事柄は大きく違うが、共に気骨のある男である。。
それに引き換え、テメエさえ良ければ、国民生活など「どうでもいい」・・・と考えるスッカラ総理もいる訳で、・・・
人の生き方は様々なれど・・・豊田章男氏の決意や生き方は、単に、価値観の違いだけでは割りきれない、特別な「何か」を感じさせる。。
それはまた、・・・あのスッカラなどには、到底分かりえぬ「境地」・・・の、ように思われた。。。